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起業時に新創業融資制度を利用するメリット・デメリット

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起業時に新創業融資制度を利用するメリット・デメリット

新創業融資制度とは、日本政策金融公庫による新たに事業を始める方や事業を開始して間もない方が資金調達のできる制度のことです。創業の要件、雇用創出などの要件、自己資金要件などの普通の融資にはない特殊な要件がありますが、メリットの大きい制度となっています。

■メリット
①創業後すぐに資金調達ができる
創業時の会社では、民間金融機関の融資をなかなか受けることができません。しかし、新創業融資制度であれば、融資のなかなか受けることのできない創業時、創業から2年以内でも融資を受けることが可能です。

②担保・保証人不要
通常、お金を借りる際には、担保・保証人が必要です。しかし、新創業融資制度ならば、担保・保証人なしでお金を借りることができます。

③返済期間が長い
新創業融資制度は返済期間が長く設定されているため、月々の返済額が少額で済みます。なお、運転資金は7年、設備資金は20年(うち据置期間2年以内)と設定されています。

④信用度が増加する
新創業融資制度の利用には、審査があるため、新創業融資制度によって融資を受けていることで、他の資金調達を利用する際の信用にもつながります。

■デメリット
一方で、①無担保であるため、ほかの日本政策金融公庫の行っている融資制度よりも金利が若干高いというデメリットや②融資上限が3,000万円であるため、大規模事業などには適していないというデメリットが存在します。

当事務所は、世田谷区、目黒区、品川区、港区を中心に、東京、神奈川、千葉、埼玉の皆様からご相談を承っております。
新創業融資制度のご利用でお困りの際だけでなく、起業、会社設立、相続などでお困りの際はぜひ梶井会計事務所にご相談ください。

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